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2U-C(ちょいと訂正)

2U-C型エンジンとは?

2U-B型エンジンを、2バレルタイプのキャブレターにしてより高速化したものと、トヨタスポーツ800 パブリカUP20、26系、UP15型車 の新車解説書(1968/2)に書いてあります。

Dscn9039

採用は、20系のセダン(UP20-Sは除く)のみとのこと

2U-C型エンジンは、準高速型エンジンとの位置付け。

2U型エンジンが、高速型、

2U-Bエンジンは、低速型、

2U-C型エンジンは、準高速型

U型エンジンは、表記はありませんが、準低速型エンジンということになります。

変更点は、

U型から2U型の変更点、ボアの拡大5mm(約697CCから約790CCへ)、カムの変更、フライホイールの強化、2キャブレター化(最高速度 110キロから155キロ)、圧縮比9

U型エンジンに関しては、構造が初期型と後期型では違います。

(初期型は、同じ697ccでも、28馬力、最高速度110キロ。

後期型(昭和39年以降)では、36馬力最高速度110キロ:39年の新車解説書によれば、カムのプロフィールの変更等々の記載がある。

UP10Sでは、36馬力 最高速度120キロ:U型エンジン、2キャブレター、40年以降も697CCのまま、2Uエンジン未搭載:形式認定の関係があるのので、2Uは乗せられなかった。)Dscn9043

U型→2U-B型 ボアの拡大(約700CCから約800CCへ(最高速度110キロから115キロ)昭和40年10月から

シリンダーのフィンが4ミリ高くなり(2Uの初期のフィンと比べると厚みは増している、初期の2Uエンジンのフィンは、非常に薄い、端が欠けてることがある)、それにあわせてシュラウドも変更になった(シュラウドは、2U型エンジンと同じになった。)

圧縮比は8.0→8.2(シリンダー全長1ミリ増加により対応)、メタルも2Uに準じて、ホワイトメタル系からケルメット系に変更(2Uでは、強化メタルとの表現がある。)。

ベンチレーションチュウブの採用(UP15のフィードバック)、エンジン音の低下(ベアリングの変更)

Dscn9041

2U-B型→2U-C型 シングルキャブレター→2バレル型キャブレター、フライホイールの2Uとの共用化(最高速度115キロから120キロ)

UP20S(コンパーも含む)は、2U型エンジン搭載、45馬力最高速度130キロ

ヨタの最終型のエンジンがフルフロータイプだあったかについては、形式認定の関係があるので、2U-Cベース(フルフロータイプの2U)は乗せていなかったのではないかと思う。

関東自動車工業へのエンジンの出荷状況を以前調べてもらったときにわかったことだが、細々と、2Uの出荷の事実がある点を考えると、44年式のUP15には最初から2U(フルフロータイプ)は積まれていなかったと判断すべきである。

しかし、ワンオーナーの44式で、最初からフルフローのものがあると聞くが、ご本人はすでに死亡しているの確認できない。

2U-Cのコーションプレートが貼られた44のヨタを見たことがあるが、高速型エンジンにわざわざ、準高速型エンジンを積んでますといって表示することはありえない話である。この2U-Cのコーションプレートは、44年以降のUP30のパーツリスト記載がある。

43年のパブリカのパーツリストには記載がない。

また、43年のパブリカのオープン、デタチャブルの新車解説書にも記載がない。

44式のパーツリストは存在しないのだが、変更点を記載した文書(社内の技術系の文書)があり、安全面の向上は記載されているが、エンジン系がフルフローになったとは記載されていなかった。

おまけパブリカの履歴書一部

Dscn9044

参考文献 新車解説書(1964、1965、1968年)、パブリカカタログ(1961、1964、1965、1967)、モーターファン66.6月号

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コメント

岡山の黒川ですhp何時も楽しく拝見しています
資料沢山保持されているようですが当方44年最終型のエンジンを探しています
当方の知りえる範囲では64万3000番台と推測していますが
そのエンジン番号は如何程のナンバーになりますか?

投稿: 黒川元治 | 2013年1月19日 (土) 23時40分

毎度お世話になります。
うちに、打刻のない、パーシャルの2Uのクランクケースがあります(w)
パーシャルのパーツがなくなったからフルフローにしたというような風説は、都市伝説だとお思います。
パーシャルのケースは昭和の時代には供給されていましたし、エンジンのコンプリート供給もあったそうです。
販売当時、パーシャルで供給された44年式は、一部の販売店では、パーシャルのエンジンをフルフローに組み替えて納車していたとい云うことを、パブリカ店の当時のメカニックから聞いたことがあります。
パーシャルでのエンジンの焼きつきが多く苦情になるので、最初から交換したそうです。
どれぐらい、交換したのかわかりません。
其のメカニックの最終納車した車は、フルフローだったようなきがするとも云っていていたので、途中から変更になった可能性は否定できません。
調べますので、しばらくお待ちください。
エンジン番号調べたことがありますが、どこかへ資料が行ってしまい、探してみます・・・あんまり、最近暇がないので、少々時間をください。

投稿: 管理人 | 2013年1月22日 (火) 22時12分

43年式(44年製造)のオリジナルエンジン搭載車のエンジン番号は「2U 614304」です。それ以降、パブリカ、ミニエースのエンジン番号と連番ですのが、UP30の生産状況がよくわかっていませんので、643000番台かどうかはっきりしたことはわかりません。また調べます。
KP/UP30のパブリカは、UP系は殆ど売れなかったので、3万台も伸びたのか?というきもします。

投稿: | 2013年2月24日 (日) 08時32分

3万台伸びたのはup100系を含んでの数値ではないでしょうか
なかなか目的のエンジンには当たらないですね

投稿: 黒川 | 2013年4月29日 (月) 12時42分

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