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あきれたじいさん(新幹線の中で・・・)

少々前の事であるが、新幹線で帝都まで行かせてもらったことがある。

数年前に無くなった友人の法事である。

親族が死滅しているので、後を頼まれた友人の弁護士が取り仕切る不思議な法事

もう一人の友人も行くことになっていて、予定を合わせて行くことになった。

友人は京都からであるが、並ぶように席を取ってもらい、余裕があったので切符は郵送してもらいました。

まあ、連休の中日なので、当然様にものすごく混んでいた。

二人掛の座席であった。

行きは、お安いプラットコダマ、友人のご推奨である.

ちなみにこの友人は、鉄ちゃん(差別用語?)である。

当たり前の様に、鉄道が大好きで、「のりてつ」という、いわゆる電車汽車に乗るのが好きな奇特な方である(日本全国、全部乗ることを生きがいにしている・・・いわゆる、普通の人から見たら、タダのバカである。

(自分も同類なので、バカと書いたときに自分お胸に突き刺さりましたが・・・笑い。)。

私は日帰りなので、帰りは電車は、最終の「のぞみちゃん」である。

友人は、鉄道マニアの悲しいサガで、連休なので、時間はあるということで、関東圏の乗ってない単線の旅に出るとのことであった・・・・・・・ここで乗る列車の説明を聞いて、実は辟易とした・・・・・大体、ここへ来る前にどこかの単線の旅に出た後らしい

後日、関東圏の何たら鉄道の話を、聞きたくもの話を、延々と聞かされました。

法事の済んだ残りのなんでも、3日間、毎日毎日、電車旅だったそうである・・・・・しかし、タイムアップで、南東北(北関東ね)地域が廻れなったようである。

そういった事情なので、帰りは一人なので、お気楽である。

その実、わたくし、新幹線大好きです(鉄道マニア的に好きではないですよ・・・いっておきますが)。

速い、快適・・だからと言えばいいでしょうか。

でも時々、早く着きすぎるという問題を発生することがある。

つまりは、早く着きすぎて面白いくないこともあるので、時々プラットコダマを使って、ゆったりと本でも読みながら旅?をするのである。

この「ぷらっとこだま」は、同行の友人もご推奨ではある。

本人は、東京へ行くことが決まった時点で、どうする?と聞くと・・・・帰ってきた答えは、「本当はね、鈍行で東海道線を上りたい!なぁ」と抜かした。

当然の様に、即、却下。

とはいえ、友人のご尽力で電車は確保できて短い旅は始まった。

連休のはざかいでしたので、当然の様に、車内は、結構混んでました。

ちらほらと立ってる人もいました。

個人的には、コダマでねぇ・・・という感じです。

その行の新幹線の車中での出来ごとである。

同じ並びの、通路を挟んだ反対側の三人掛けの椅子に、子供2人と母親が座っていた。

(この家族も名古屋駅からのご乗車だった、ものすごい量の荷物だった。

子供は、小さい男の子、小学生ぐらいの女の子。

乗るときに少し手伝った。)

チビ助二人は、元気いっぱいで、切符を見ながら、「ここだよー」と言っていた。

指定席なので、当然、料金は払っているであろう。

車内改札の時も、三枚見せていた。

車内は、意外と混んでいたので、当然、自由席からあふれた人がいて、通路に立つ人もいたが、それほど混雑しているという感じはしなかった。

すると、通路を押し分けて、歩いてる人がいた。

かなり年配の爺さんだ。

空いている席を探している様である。

きょろきょろしている。

ちなみに、私の席の横は友人の某が座っていたが、たまたまトイレに行っていた。開いていると見るや、爺さん

「ここは開いているかね」と大上段でモノを言う。

わたくし「空いてません」

爺さん「誰もすわっとらんだろうが」といいながら座ろうとする。

わたくし「トイレに行ってるだけです、それにここは、自由席ではありません、指定席です」

爺さん「空いてりゃ、車掌が来て料金を払えば済むことだろう」

わたくし「爺さん、いい加減にしたらどうだ」と物やさしく云ってみた。

(同行した友人曰く、ものすごく怖かったそうである。)

爺さん、「ちぇ・・・・・・老人をいたわったらどうだ」(下品である)

ここへ友人登場

友人「なに」

爺さん「・・・・・・・・」

爺さん、今度は、三列シートに目を向けた。

子ずれの奥さまに目を向けて、「この子供は、未就学児童かね」

奥様「はい」

爺さん「だったら膝の上に乗せたらどうだね」

奥様「は?」

爺さん「未就学児童は、1名は運賃が免除のはずだ、そういった子は膝に乗せなさい」

奥様「運賃は払ってます、膝の上では嫌がりますから」

爺さん「なら、切符を見せたまえ」

私、友人ほぼ同時に「何様だ、このジジイ」わざわざ聞こえるように云った

爺さん振り向いた、目が怒っている。

手に持っていた朝日新聞が握りこまれて「クシャット」いった。

奥様「なんで、よそ様に切符を見せないといけませんか?先ほど、改札の車掌さんに見せました」と・・・少々、お怒り・・・

普通、怒るわなぁ・・・・

わたくし

「爺さん、年取ってるんだったら、物事の道理をわきまえたらどうだ?

ここは、指定席だ。

自由席じゃねえんだよ、ちったぁ、道理をわきまえたらどうだ?」

爺さん「老人をいたわったらどうだ?」

わたくし「老人だからと言って、こっちとら予約をして、銭を払って座ってんだ、それを、爺だからと言って、無理無体に指定席よこせというのは、道理があわねぇ、座席を力ずくで奪うようなことの理由にはならねぇ、そう思わねぇか?違うか、爺さん」

爺さん、わなわな震えて、持った朝日新聞はくしゃくしゃ・・・

友人(はるかにお大人な対応で「あなた、車掌さんに空いてる席がないか聞いたらどうですか?」と優しく言う。

ガラッパチな私とは大違いである。

爺さん「さっき聞いた」

ワタクシ「じゃあ仕方がねぇ、ないなら、我慢して立っていたらどうだ?

それともなんだ、座席指定の金も払わねぇで、無理無体に、子ずれのご婦人をいたぶって席を奪おうなんで了見は、老人だろう、若者だろうが関係ねぇんじゃねぇのか?

なあ、爺さん」

爺さん、プルプル震えながら去って行きました。

この間、ものの5分

奥様からはお礼を言われました。

友人曰く、「朝日新聞の読者だねぇ・・・そのうち刺されるぞ」・・・と。

東京駅で降りるときに、先ほどの奥様が、大荷物だったので手伝って丸の内側まで手伝って運ぶと、旦那さんが迎えに来てました。

単身赴任中のご主人のところへ遊びに来たそうである。

奥さんが、事情を説明すると、

ご主人名刺をだして、素直に「ありがとうございました」と。

某、大手企業の方でした。

僕らは、東京の友人のお迎えが来てるはずでしたが、きていません。

友人の携帯電話に連絡が入った。

友人の車が動かないから悪いけど省線電車か、乗合い自動車で来てくれといってきた。

省線電車、メトロを乗り継げばならば・・・まぁまぁ・・間に合いうかな?

それを聞いた、かのご主人、どちらまで?

友人「●○です」(この辺が図々しい)

ご主人「窮屈でもよければ、途中までどうですか?、うちの寮、その先ですからいいですよ」

と、涙のでるようなお申し出。

ではすみませんと言いながらちょっと古いクラウンバンに

途中、丸ビルの横をを通ると、かの爺さんが、とぼとぼ歩いていました。

おくさん「あのおじいさん、見てみて、あの人よ、鞄、肩から斜めにかけてる」

ものすごく元気そうに歩いていた。

奥様、虚実を取り交ぜて、ご主人に話す話す・・・・ご主人の前だと饒舌ですが、何かしら落ち着いている、というか、家の中で話をしているみたい。

車内でのおいかりの姿とは格段の差。

ほどなく、友人の家についたので、おろしてもらいお礼を言って別れた。

何となく、複雑な気がした。

20150620初出

20160107加筆訂正

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