« アツタ号について | トップページ | おろかもの »

さらば、嶋田洋書

嶋田洋書のホームページを見るとこんなことが書いてあった。

*****- 完全閉店のお知らせ -*****
嶋田株式会社は、洋書事業から撤退し、
嶋田洋書を2015年9月23日(秋分の日)に閉店することと致しました。
五十年間、本当に有難うございました。

                                 

お付き合いは、35年ほどでした。

帝都在住のころは、青山へ行く時、よくベルコモンズで待ち合わせをしていました。

待ち合わせの時間より、2時間ほど早く出て、島田洋書へ行き、本をちらちら見てから待ち合わせ場所へ行くという生活でした。

ちまちまと、本を買ってましたねぇ。

ここ10年ほどは、ホビーショー等で見かけて、ちまちまと買う程度でした。

中学生の時に、清水の舞台から飛び降りるつもりで、飛行機の本を買ったことがあります。

その後、その本が、和訳で出たので・・・少々ショックでしたが。

実際、書店の経営が苦しいなか、洋書だけで販売を続けることは難しかったと思います。

レートが、360円時代のママとかよく文句を言っていましたが、なくなるとさみしいですね。

アマゾンの値段の安さにはカナワナイ。

ロンドンの本屋さんへ注文して、下手をすると、1日置いて届く。

ニューヨークの本屋さんへ本を頼んでも、3日ぐらいで届く・・・

値段は、定価とほとんど変わらない。

これでは、国内の洋書屋さんで本をわざわざ買う機会はなくなる。

しかし、ネットの本屋はいいのだけれど、手に持って見ることができないので、本を選ぶという楽しさは半減する。

閑話休題

本屋サンのよさは、本棚の魅力だと思います。

丁度、辞典を開くと、いろいろな項目が目に入る。

目はいることで、興味を持って読んで行く。

すると興味が、泉の様にするするとあふれ出てくる。

目的に、到達するには回り道をすることになる。

しかしである、わたしは、よく、「知らないといったことがない」といわれる。

「初耳学」という番組を子供が見たがるので一緒に見ていても、林先生が、知らないことを云っていることが多々ある。

もっとも、完璧な説明ができているわけではないのですが(笑)

その源泉は、いろんなことに興味がある、興味があればとことん調べる。

本を読む、論文を漁って(あさって)読む、読む読む読む。

見ることができるものなら、見に行く。

その姿勢は変わらない(最近、体力的につらいと・・・ダメですが。)

嶋田洋書に限らず、洋書屋さんは、独特の雰囲気があり好きでした。

本の背表紙、質感、日本の本とは違った、欧州、米国の匂いがしました。

学生のころ、VOGUE(本国版)を、よく買ってました。

ファッションに興味があったのと、モデルさんの美しさ、独特の世界にまいっていたのです。

写真のポージングの勉強にもなりました。

大学生の頃、こっそり付き合っていた彼女にいろんなポーズをさせて写真を撮っていいました。

そこで気が付いたのは、肉感的な女性と、スレンダーナー女性では、ポーズに拠る差が大きいということでした。

同じようなポーズでも、表情でも、ずいぶんと違って見えます(彼女には申し訳ございませんが、結構、美人の部類でしたが、エッセンスが少し足りない美人でした。)。

洋書(雑誌も含めて)は、私にとっての世界の窓でした。

旅行会社の作るようなパンフレットじみた写真ではなく、目線が人の視線だった事に好感を寄せていました。

さようなら、島田洋書

|

« アツタ号について | トップページ | おろかもの »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« アツタ号について | トップページ | おろかもの »