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負担に耐える気が在るのか?

25年ぐらい前から、廃版の車のパーツを、製造販売メーカにに作ってほしいという要望を出そうという事は、よく云っていることである。

当時(28年前)、追突した車があった。

ノーズがぐちゃぐちゃ。

それは、ノーズ、フェンダー、インナーフェンダーボンネットが有れば復活できる車があった。

もっとも、エンジンもミッションもダメでしたが・・・当時は何とかなった。

車体は、板金屋に頼めば、復活できたと思う。

金額は天文学的は言い過ぎであるが、当時で200万円コースだったろう。

今なら、2から3倍ぐらいの値段だと思えばいい。

当時、程度の良いのが200万円でしたから、市場性を考えれば無駄な考えだった。

大体、大物パーツはすでにその頃なかった。

鉄製のトランクはあったが・・・・・

パーツの再生産おお願いすることは、よく話題に上ることである。

仄聞したことによれば、トヨタさんは、元の価格の3倍になるとパーツの再生産をしないという決まりがあるそうである。

三倍の根拠は、今となっては知る余地はない。

が当時は、ある意味正当な理由が、(たぶん)あったんだと思う。

チョットだけ、考えてみた。

ブレーキについてである。

なぜブレーキかといえば、少し前に、共販で聞いたことである。

不動だったトヨタスポーツを動かそうとしたらブレーキが全滅だったので共販へ来た。

しかし、もうパーツ自体も全滅後の時期であった。

丁度、その前の週に、その担当者は、私が、ブレーキパーツをすべて検索してもらった人であった。

担当の人は、ブレーキの部品は、共用の小部品しか出ないことを伝えると落胆して帰って行ったそうである。

だからブレーキの話をしている。

会社側が、自主的にパーツを生産したした場合

現在の製造単価で、製造して、1個のアッセンブリーパーツの販売価格が、2万5000円になった場合

1台分で、約8個のアッセンブリーパーツが必要(ブレーキシューは含まない)になる。

この場合、20万円である。

消費税等を含めば、20万1600円である。

会社が、アッセンブリー1個に対して200個づつ作ったとする。

個人に対してのみ販売、業販はしない。

車検証名義者以外が店頭に来ても販売しない(本人確認をする)。

1台につき1セット(8個)の販売までと云った条件で販売をしたとする。

業者が入らなければ、1パーツ200個はすぐには完売しないだろう。

総数で、1台分8個×200個で、1600個

当然様に、メーカー在庫で管理する。

その管理費も含めて考えるべきである。

決算期ごとに販売単価を上げる・・・

でも、出たからと云ってすぐに買う人が何人いるのか?

今までたくさん見てきて思うのは、困らないと買わないのがヨタのオーナーである。

出なくなると騒ぐのである。

受注生産の場合はどうか。

ブレーキのパーツ一式(4輪分、マスター含む)を、すべて再生産してもらう場合

100台単位で、注文を受ける。

ただしセット販売のみ。

1台分で価格が、20から30万円だったら買う人が居るのか?

現在のオーナーのうちで何人が手をあげるのか?

ヤフオクで買えばいいと思う人もいるかもしれない。

多分、その方が安いと感じる人は買わないだろう。

再生産を、200台分限定、考えて売値で、4000万円。

原価は、4000万円で済むのか?という気がする

モノには最低ロットがある。

製造原価に含まれる、原材料費、加工費、減価償却費、運送費、箱代、その他人件費を考えて、200個ぐらい作るのは非常に割高である。

1000個作ってもたぶん原価は変わらない。

10万までなら、100人ぐらいは集まる気がするのですが、たぶん、100人も集まらない気がする。

20万円ともなれば・・・・100人なんて無理だと思う。

200人は、最初から無理な数字だと思う・・・

では、オーナーが集まって、さらに交渉力のある人が、ブレーキメーカーに頼んだらどうか?

製造については応諾が得られるかもしれない。

でもその後の問題は山積である。

①できた製品を誰が取りに行くのか?

 大体、トヨタの刻印を如何するのか? 

②何処に運び込むのか?

③だれが箱詰めをするのか?

④だれが発送をするのか?

➄大体、メーカの取引口座を誰の名義で作るのか。

⑥誰が集金をして、払い込みをするのか?

⑦ 製造物責任法の範疇をどうクリアするのか?

⑧ 消費税はどうするのか?

回答は

① トヨタの刻印があれば、削らなければならないだろう 

  ③ともかぶるのだが工場内で箱詰めをする場合

  箱の手配、箱詰めの人件費が必要になる。

  箱は個別で頼むのか?100台分であれば、800箱

  個別にパーツ番号を貼り、箱詰めをする。

  取りに行くのにも、運送費が掛かる。

  トラックを借りるにしても、庸車するにしても金はかかる。

②量が多ければ、倉庫を使ってということになる。

  倉庫を借りるにも金はかかる。

③1台分を箱詰めするにも、箱が100個、詰めること自体に手間がかかる。

  要は、経費、人件費が掛かるのである。

④業者呼んで発送するにしても、伝票は誰が書く?

 着払いにするのであれば良いけれどそうでなければ・・・・運送代をいつの時点で払うのか?

 仮払いを誰が行うのか?

➄ 製造会社の取引口座を作るのは、結構ハードルが高い事をご存じだろうか?

  トヨタ系は結構厳しい、個人で口座を作る事はほぼ不可能である。

  特例で口座が出来たとする。

  発注時点で、もしかしたら前金を請求されるかもしれない。

  基本的には、半金は前渡しでしょうね。

  半額?

  20万円で100台分、単純考えて2000万円

  2000万円の半金、1000万円・・・・誰が出すの?

  誰がその半金を負担するのか?

  厳密にいえば、利息は誰が負担するのか?

⑥たぶん、頼んでも金を払わず勝手にキャンセル奴が続出しそうである。

 その対策に、注文時50%に支払いを求めるとその時点でドン引きする人が多数出るように思う。

 作ったけれど回収できない金、その金利はだれが負担をするのか?

⑦ 製造物責任法上は、製造者と販売者に責任が掛かる面がある。

  何かあったお気に、だれが責任取るの? 

⑧ 消費税は、1回で終われりであれば、売った首謀者の雑所得になる。

  小ロットド微々たる販売であればどうということは無い。

  大量の販売になると、事業の開業届をだしておかないいけないだろう。

  出さずに売り買いをした場合、後々税務調査の対象になる可能性は高い。

  出していたって、調査対象に選定される可能性は高い。

  その手の製造メーカーは基本的に、署の管轄ではないので、調査は厳しい。

  単発で、大量の製品を売った先が個人であれば、当然怪しい目で見られる。

  ついでに、言えば、基本的に、売れ残ったのは在庫という資産になる。

 

 その様に考えていくと、大々的なパーツの製造が非常に難しいことは判る。

 雑談的に机上の空論を振りかざすのは如何なものか思う。

 「トヨタは儲かっているからいいだろう」と云うのは意見でない。

 ただの強盗のような意見に過ぎない。

 文化事業と言い切りる人もいるが、文化事業なら予算はある。

 その範囲となれば非常に厳しいであろう。

 ある車会社の製造したセダンベースの車がある。

 鉄製のフルメッキバンパーは今でも注文すると来るそうである。

 ただし、1本30万円

 買値が1000万円から2000万円まで高騰している車なので高騰しているクラスの人は躊躇なく買う。

 でもただのセダンを直している人は買うのか云いえば、買わない・・・買えない。売値が100から300万円台では到底買えない。

 以前から思っているのは、苦しいときだけに頼んでくる奴は、所詮は他人の苦労を無視して、他人の金銭を利用して行う行為としか思えないという事である。

 49年間もの長きにわたり、パーツを製造会社の好意で、パーツを作ってもらっていたことに感謝をすべきである。

 また、現在の状況を考えると、個人の小ロット生産がいかに金が掛かるのかという事もよき認識すべきだと思う。

 嫌味のように書くのであるが、小遣い程度で楽しむには、非常に高価なおもちゃであることを、よーく考えるべきである。

 20180312

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