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老人と夏

名古屋は、40度超えの猛暑日でしたが・・・今日も今日とて、てくてくお仕事に出歩いていました。

黒いズボンに、汗の結晶が出るぐらいだから暑いのである。

で、某所のバス停に行くと、普通の傘(黒いのね)を、さした爺さんが一人が座り込んでいる。

短パンのようなステテコのような変なズボンにランニングシャツ・・信玄袋という風体は

異様である。

なるべくなら口を利きたくないタイプである。

私は腰痛持ちであるから時々腰が痛くてしゃがむことがある。

爺さんは、しやがん姿勢か安定していない。

ちなみに時間は、灼熱の14時である。

爺さんは、しゃがむというよりヘタリこんだ。

一応、無視もできないので声をかけてみた。

「大丈夫ですか?」

すると息も絶え絶えな感じで、

「大丈夫でない」

「水かお茶ありますか?」

「そん・・・んな・・・ものない」

「ここにお?茶ありますが飲みますか?」

「ええかね」

「まあ、88円ですが」

「金は、・・・・は   ら   う・・・・」

渡すと

「蓋を開けてもらえんかのう」

あけると、グイグイと飲んだ・・・・

「頭が痛いし、めまいがする。」

「救急車呼びましょうか」

「・・・・・・・・呼ぶと物笑いの種になる」

「救急車呼ばないと危ないですよ、熱中症ではないですか」

「・・・・・・ものをいうのが切なくてならん」

で、呼んでみた。

状況を説明して、位置を云い、バスが来るんで放置してもいいですすか?聞くと

そこに居て欲しいとの由

バスはこれを逃すと1時間後か、別路線のバス停まで30分以上歩く羽目になる。

見捨てるわけにはいかないので、仕方く、待っていた。

で、7分ほどして救急車は来た。

親族ですの方ですかというので

「名乗るほどのものでもないし、仕事中なので帰りたいですが・・・

ところで、途中まで乗せてもらえませんか?」

「同行でなら・・・途中で卸すのはムリです」

で、搬送先の病院を聴くと、

○○だという・・・・これはまた駅からものすごく遠い・・・・バスもない・・・・・

結構ですと言いながらバス停近くの日陰で50分どまって帰った。

爺さんは、バス停から4キロほど離れた家から徒歩でここまで来たらしい。

そうして、市営の巡回バスに乗るつもりだったが、バス停を間違えてここへ来たらしい。

ここからさらに4キロ離れたショッピングセンターへ行くつもりだったといった。

なぜ、行くのかと聞いたら

「涼しいからなぁ」と

判らんでもないが…迷惑な爺さんだと思った。

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