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ゲッペルスと私////

「ゲッベルスと私──ナチ宣伝相秘書の独白」ブルンヒルデ・ポムゼル著 トーレ・D. ハンゼン著

ヨーゼフゲッペルスの居た宣伝省に勤務していた女性のの独白が3分の2、後は、民族主義と若者の政治への無関心を批判する本である。

「ゲッペルスと私「」という映画の中で出た来た話を文章化したものである。

彼女は、ゲッペルスの個人秘書ではない。

宣伝省勤務の速記者、タイピストである。

宣伝相であったゲッペルスの支配する「宣伝省」で働いていただけである。

ゲッペルスに雇われた個人の秘書ではない。

個人的なつながりはない。

簡単に言えば、大蔵省に勤務している下級官吏が、大蔵大臣を語る様なものである。

つまり、表題に誇張が、というかウソある。

事実を書けば、ヨーゼフゲッペルスと同じ建物で働き、彼を時々見かけた。

マクダ・ゲッペルスと会ったことがある、服をもらったこともある。

親密に語り合ったことはない。

小さの上エピソードを誇張している、嘘ではないが、映画の時も感じた、「看板に偽りあり」

「看板に偽りあり」という感じは、詐欺師の、必ずもうかりますという言葉に近い気がする。

ヒトラーの個人秘書だった女性の自伝と比べると、その秘書と、ヒトラーの身近を、数メートルという感覚語るのであれば、ゲッペルスと元秘書の関係は、非常に遠いという事がわかる。

「ゲッペルスの秘書」と云う書き方はすでに、嘘で膨らませ切った風船のように見える。

ここで、売るためという、宣伝文句という言葉が浮かんでくる。

考えてみれば、売るために嘘をついても構わないという行為を見せつけている。

私のようなアマノジャクは、この本の残り3分の1に展開される、難民問題や、民族主義への反感と云った主張が、空疎に見える。

マスコミ特有の自分たちに都合の悪いこと、自分たちの吐き出す嘘、嘘ではないが、誇張があることを消して、都合の良いことは大々的に載せるという風体を見せてしまっている。

SNS批判をし、若者の離れを批判するが、自分たちのマスコミの報道姿勢を批判することはない。

つまりは、この本を読んで参考になったのは、元宣伝省に勤務していた女性の語る、戦前のドイツ、終戦直前のベルリンの状況、ドイツの官公庁に勤めていて、ベルリンでソ連軍に捕まった人たちの戦後の状況が分かったことである。

これ以外の事は蒸し返しにしか読めない。

読んでいて思う事は、ハンナアーレントのイスラエルに捕まったナチスの被告に対する感想が間違っていなかったという事を語っているいすぎない。

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