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FACとルノーの決裂、残念だわぁ

昨日(6月6日)の日本経済新聞の夕刊では、ルノー公団と、FCA(フィアットクライスラーグループ)の交渉が決裂したという報道があった。

個人的な感覚では、ものすごく残念である。

だって、日産がなくなる可能性が高まったんだもの・・うまくいけば・・・

図々しいフランスは、立場もわきまえず要求をしたという報道である。

フランス経済の低迷と、自動車工業の低迷で、外貨を稼ぐ手段としての自動車工業の役割は少ないが、現在のフランス経済を見ればフランスは困窮の極みにあることは周知の事実である。

フランスの暴動は、原因は、熟女好きの若いだけで、無能な大統領を選んだ国民に責任がある。

フランスのルノー公団自体は、もともと、WW2の戦中、ルノーがドイツに協力したということで、フランス政府が私有財産を強奪したことから始まる。

以前、国営放送のF2(アンデンドーウ)で、フランス産の車が久々に輸出超過に転じたことを喜ばしい事実として報道していたことがある。

その車の主力は、TOYOTAのYARIS(トヨタビッツ)である。

10年ぐらい前のことではないかと思う。

つまりその時点で、フランス国内生産の車は、ほぼ国内消費のみということがよくわかる。

よくわからないのは、FCAが申し込んだのか、ルノーが申し込んだのか・・・

日本経済新聞(6/7)の言い草は、FCAは、ルノー公団を買うという姿勢を見せたくなかったと書いてある。

つまりFCAは、経営統合により利益を最優先にして、ルノーの言い分を最初は聞いていた‥と言うことであろう。

表面上は、ルノーの顔を立てる、実利益は自分たちの手へという感覚だったかもしれない。

イタリアのFIATは、国内の老朽化した設備に見切りをつけて、旧東欧で最新工場を建築し、稼ぎ頭である安い車の生産を移管した。

生産性の向上を、東欧に求めたが・・・肝心の車の性能が付いてこない・・。

例えば、本来、安いはずの、500が日本では大変高い。

それにスペシャルバージョンを乱発して高い値段をつけている。

価格と性能が見合ってないことは、明らかである。

エイバースバージョンを何台か乗ったが・・・この車格に必要か?と思うだけである。

エイバース(アバルト)バージョン(英語では、エイバースと表現する〉でを乱発してるが、どうなんだと思う。

古(いにしえ)のエイバース(アバルト)ではない。

米国の車の不人気度合いを見ると面白い。

ヒュンダイ並みである。

つまり、壊れる、直しても壊れる、中古車価格が安い・・・・次買わない・・・

でである、対FCAに対して、ルノーの要求というか、フランス政府の要求は、強欲そのもので、生産の向上を目的とする経営統合に反する行為を主張した。

フランスでの生産を継続する年数を伸ばせ

代表者は、ルノーからだせと・・・

本社はフランスに・・・自分勝手である。

これを身勝手な主張という

FIATは弱っていると思ったが、そこまで弱ってはいないようで、

交渉決裂後、イタリアの副首相が、さっそく声明を出して、フランス政府を批判している。

イタリアは、やはりフランス野郎には屈服しなかったようである。

この結果を読んで、日産の西川君は、ほっとしてるんだろうね。

どのみちルノーは、紆余曲折を経ながらも日産を吸収することは目に見えている。

Renaultのフランスの生産設備は総じて古い。

稼働率も悪い

第三世界で、最新鋭の機械を導入した工場を設立した方が効率がいいに決まっている。

ただし、効率だけで、いろいろなものを判断するのは間違いである。

フランス政府が、フランスの国内産業を守ろうとするのは当たり前のことである。

例えば、現在のトヨタの田原工場のラインの稼働率は半分程度である。

田原工場をつぶして、生産を一貫した工場に移管した方が良いという意見もある。

愛知県内の工場群をすべて維持するのは困難であることは明白である。

新型クラウンは、当初の予定生産台数の半分程度の発注しかない。

レクサスに、客を喰われているといわれている。

昔、新型クラウンが出ると半年ほどで巷(ちまた)には、新型があふれていた。

でも、田原工場の撤収となるとハードルは高い(いずれは撤去となるのではないかと予想をしている。)。

ただ港が近いので、完成車の輸出には便利である、長距離郵送をしなくてすむ。

パーツの輸送コストはかかる・・・

工場の閉鎖と言いう点では、みよし市では、トヨタの三好工場が閉鎖されたらどうなる?

という論議が、10年ぐらい前からなされている。

豊田市とは合併したくない、農協が合併していいことがなかったから・・・

では、隣接の・・・・みんな貧乏である。

三河は、自動車がなければ生活できない地域である。

自動車工業に従事している者の就業割合が30%以上である。

工場を閉鎖するのはハードルが高い。

フランス政府は、雇用を守る必要性があるので、おいそれと、経営統合、国内工場の撤去はできない。

すでに外国で、日産の技術で、日産との合弁で工場を作っている。

フランス国内の工場を生産性の高いものに変更することは可能か?

緩い労働に慣れ親しんだ労働者が、半自動化の進んだ工場に適応できるのか?

それに人員整理もある。

それに組合が乗れるのか?

似たような話が、ゴーン出現時にあった。

村山工場の廃止である。

日産(旧プリンス)の村山工場は、共産党ファシストの巣窟の様な組合が牛耳る工場であった。

この工場は非効率の塊のような工場であった。

プリンス時代からほとんど進化していない、だらけた工場だった。

労働者は貴族

労働組合の幹部は、豪邸に住み、下男下女を使い、王侯貴族の様な生活を送っていた。

これを容認したのは、他ならない日産の当時の幹部職員たちである。

自分たちは、組合に取り入ることで、工場の運営を問題なく行い、より高い地位に上がる。

組合の意見は優先し、製品の性能を上げることは、労働強化につながるから反対

部品の公差を上げることに反対したのも、工程が増えるから反対。

いい加減な公差でエンジン組むと、出来不出来の差が大きい。

いいエンジンに当たると、日産最高!

不出来なエンジンに当たると・・・最低な車となる

日産の組合の人に話を聞いたことがあるが、彼らの認識は「会社幹部は、奴隷」である。

工場の程度は、丁度、フランス車の国内工場と同じとみればいいかもしれない。

村山工場がなくなって、地域の遅れた機械工業はほぼ壊滅した。

村山工場周辺の下請け工場の悲哀を特集に組んだ赤新聞があった。

これは、楽をしたい組合の扇動と、組合への流行の言葉を使えば「忖度」した記事である。

実際は、精度を求められな仕事しかしていないので、他の地域の仕事を取ることもできなかった。

地域的には跡継ぎもいないようなところもあった。

赤新聞が書くような「お涙頂戴」は、会社の「工場をなくすという」対応に対する悪意的な記事であった

それらの記事は、組合幹部の意を受けたものか、新聞のその市域での販売強化をその狙った記事だったかよくわからない。

しかし、工場廃止を阻止しようとした活動自体の一部であったことは否定できない。

そうして、そのころから新聞はすでにお信用度合いが下がりつつあったので、ほとんど影響がなく、そのお涙頂戴作戦がが失敗したに過ぎない。

フランス車の生産メーカーは、基本的には自社の状況が危機的状況なのだとわかっている。

しかし、フランス車のメーカーが、フランスで車をつくらなくなると・・・果たして、フランス車といえるのか?

フランスに本社のある車メーカーという立ち位置になる可能性がある。

Renaultは、国営である。

フランス国内の工場は切れない

トヨタが、豊田市内、豊田近郊の工場をなかなかつぶせない事情もある。

地域の雇用は重要である。

愛知県は明治大正は、軽工業都市であった。

昭和初頭から、重工業へ移行する

此れの掛け声が「中京工業化(中京デトロイト化)(具体的な構想・計画はなかった。)である。

戦時中は、軍需産業の一大拠点であった。

愛知、岐阜は航空機の生産工場が立ち並んだ。

戦後も、その余波でオートバイ工業の勃興があり、自動車工業の先進地域となつた。

トヨタは、常に社員を一から教育し、最新設備を導入することをいとわなかった。

でも、トヨタも考えるのではないだろうか?

工場の統合・・・要は廃止である。

「先行きを考えろ」という発言がある。

ルノーは、FCAとの交渉が失敗したので、日産の取り込みに血道を上げる可能性は高い。

ゴーンの違法な資金支出を告発した。

日本で、服役して、その後は、フランスに移送されて裁判、で服役・・・なんてこともあり得るかもしれない。

(パナマのノリエガ将軍みたいだなぁと一瞬おもった。)

さてさて、日産はどこへ・・・

20190607初出

20190608加筆改定

 

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