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死へのいざない


時々死にたくなることがある。

先日も、友人との飲み会の向かう途中、駅で通過列車があると聞いて、ホームのヘリから通過列車を見ていた。

この時、身を躍らせると死ねるなぁと、ふと思った。

この感覚は、時々「むく」と頭をもたげることがある。

突然出てくることがある。

病んでいると思う。

午前中に、偉そうなことを若い子に云ってはいるが、自分はどうだったという気がするのは自己嫌悪である。

もう少し、自然な人生を送るべきだったのかと思う事さえある。

22で、難民キャンプで短期間のボランティアに参加したことがある。

この時に、難民高等弁務官事務所の職員たちの高級官僚部をぶりを見て反吐が出た。

難民が死ぬことなんて興味はない

クーラーのかかった事務所から出てこない。

衛星アンテナの受信機でテレビを見ている。

報道陣が来ると、大変そうな顔をする。

そうして、大げさに、死んでいる子供がいるから援助が必要という。

難民キャンプに、夜砲弾が撃ち込まれる

迫撃砲である。

トラックに載せた重迫撃砲を撃ちに来る。

事務所は狙わない、テントを狙う

撃退は、ボランティアの志願を募る。

馬鹿じゃないかと思った。

この時、日本人は、いつまでたっても白人に反抗した黄色いサルという感覚を持ったされた。

24の時に、殉死を考えた。宮城の廻りを何度も、何度徘徊した。

敗戦の日に、宮城の広場で泣き崩れた人のように、座り込んで泣いていた。

その日が来る前までは、朝、毎日のように熱田神宮へ行き、社殿の前にの土下座をして祈った。

泣きながら祈っていた。

その時が来て、殉死はできなかった。

祖父は、言った、生きていればいいことがある。

死んではいけない、親が悲しむ、子が悲しむ、兄弟姉妹が悲しむ、祖父祖母が悲しむ。

生きて帰ってくることが、最大の幸せだと思うべきであると言われた。

「人の為になることをしなさい。」

これは、家訓である。

人の為になることをしてから、死ぬべきと思うことがある。

25ぐらいの時に本当は、死んでいたかもしれない。

残念ながら死ぬことは無くて帰国したが、心は抜けていた。

帰国したときに、申しわけない気分が「いっぱい」あって死んではしまった人に申し訳がなかった。

転職後、思ったのは、民間もいい加減だったが、役所もいい加減で、ファジイと云うか、グレーゾーンと云うか・・そういった処が多いと感じた。

でも、正義感なんて1ミリも役に立たないことも分かった。

真面目にキッチリ仕事を行うことは、単に、うっとおしい奴にしか見えないことが途中で分かった。

一所懸命、法律を覚えて、事務実施要領を覚えて、通達を読み込んで、業界指導もきっちりやったが、評価はしない。

当時、後任者がいい加減だったので、前任者だった私のところに苦情が来たぐらいである。

業界は、老舗が多く、官を立てるが、官を尊敬する気は微塵もなかった。

典型的な面従背反であった。

ついでのように仕事をしていれば、相手の見る目は厳しい。

それは、いい加減な担当者が続けば、民間は馬鹿にする。

最初、私は、自分のできることは皆無だったので、最初の3か月で法律、事務実施要領、通達、実務上の注意点を全部覚えた。

赴任して1週間もたたないうちに、業界団体は、値踏みに来た。

回答が判らなかったので、正直に赴任して来たばかり判らないので、急ぎであれば上部へ至急廻して判断を仰ぎたい、急ぎでなく1週間ほど時間がもらえるのであれば、検討して連絡をしたいと伝えた。

すると、業界団体は、その翌日、今度来た担当は、前任者とは違うので、いい加減な対応ではいけないという結論になったそうである。

担当期間は2年であったが、こちらは沢山勉強させてもらった気がしている。

正直、今の仕事について一番楽しかった2年間であった。

この時、時々、木曽の山奥の友人宅へ行くことがあった。

又、訪ねてきてくれることもあった。

楽しい輝いていた時期であった。

その友人ももう亡くなって15年以上たつ。

最近、疎遠で申し訳ないと思う。

体が利かないので仕方がない。

思い出の中には、いい思い出がたくさんあるが、嫌な思い出もある。

前に書いた、変体爺との思い出は嫌な思い出である

最近、女性との距離感が妙に近くなったと思うと、うっとおしくなる。

女の図々しさが見えると何となくどうなんだという気がすることもある

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