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日産、三菱自動車、ついでにルノーの先行きが危うすぎるという話・・No19

http://flattwin.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-8d07bb.html

三菱自動車の社員の間はかなりの温度差がある。
岡崎、京都、滋賀、水島製作所の職工は、三菱自動車への感覚は絶望的である。
現に、水島の軽自動車のライン1直が細々と稼働している状態である。
他の製作所のラインは数日稼働しかない。
職工の給与は90%支給(60%は、国からの助成金、30%が会社負担)の状態が続いている。
会社の30%支給は、全くの無収入からの支給だから会社の資産は喰いつぶされている感覚が強いと思う。
この状態で、希望を持てというのがおかしな話である。
肌感覚の差とでもいうようなものである。
云いたかないことであるが、大東亜戦争末期、参謀本部は徹底抗戦を訴える。
だが、日に日に空襲があり、国土は焦土と化している状態で、前線は後退、全滅戦が続く中、誰が希望を持っていただろう。
政府には一部楽観論があり、ソビエトに和平の仲介を頼むという滑稽な話があった。
丁度、三菱自動車の本社、設計部門の社員は、「倒産なんてすることはない、倒産するなら日産が、先に倒産して、三菱自動車は、グループ企業がた助けてくれるはず。」と主張している姿とダブる。
三菱グループとは、薄皮1枚で繋がっているだけである。
三菱自動車の経営が本当に傾くと、まず三菱の名称のマークの使用禁止と来て、社名変更後に倒産する可能性が高い。
三菱の名前を使えるうちは、安泰という意見には肯首できるが、グループが助けてくれるというのは、幻想であろう。
最近、こんな話を聞いた。
判りやすい話として、公示されている資産を、株式数で割ると、現在の株価よりも高いといお話である。

その先の話は、清算すればいいでしょうという結論である。
ものすごく頭の悪い自動車評論家が、三菱自動車の株式の総額と、三菱自動車の資産(簿価)を比較しての話であろうと思う。
これは、与太話というか、飲み屋の雑談程度ならよいだろう。
だがもし、この評論家自身が、三菱自動車の株式を持っていて、自分の買った時の価格を割り込んでいるので、少しでも株価を戻すことを目的して書いたのであれば質(たち)が悪い。
流言の流布に当たる。
この話で怖いのは、現在の株価が300円切った状態で、純資産を総株数で割ると500円を超えるという話、婉曲に三菱自動車の株を買う事を勧めているように見える。
そこで、記事を読んだ馬鹿が、株を買う、株価か少し戻ったところで、自分の持っている株式は売る、損が減る。
プラスはないが、損は減る。
微妙な話だが、損が減ると実利があるという事になる。
好意的に見れば、この自動車評論家は、多分、会計学の勉強も、簿記も知らないし、会計原則も知らないのだろうと思う。
帳簿にある資産の簿価の資産の意味が分からないらしい。
日産の元社員が、当時の日産の財務内容から日産の資産状況は悪くなかったという。
労働組合系の記述も、五十歩百歩である。
財務内容がいいなら、何故、倒産の危機に陥ったのかと云う説明ができない。
経営判断が悪かったというのであるが、簿価以上の価値のある株式もあった的な話も読んだが、売れない株は金ではない。
各種の関係で売れない株は、金ではない。
だから経営者を批判する前に会社の体質を恨むべきだろう。
元社員、労働組合系の主張には、机上の空論感が漂う。
そう考えると、自動車評論家考え方は、表面だけしか見ていないという事が良く判る。
(パフォーマンス的な発言とみるか、自身の株の為かで見方が変わるが、一介の自称自動車、評論家にここまでこけ脅されるのは、この人が、三菱自動車の世話になる可能性がないと判断しているという事の裏返しかも知れない。
一般的な自動車評論家と云うか文を書いている人は、スポンサーと云うか、広告主の悪口は書かない、というか書けない。
でも書いている。
つまり、三菱自動車に世話になることはないというスタンスだということが判る。
また、こんなの事を書いても何も言われないという軽侮:見くびりがある可能性もある。
それとも、口当たりのいい事ばかり言いちらしているバカという見方もできる。
どちらかは良く判らない。
自動車評論家で、「偉いなぁ」と思え人は数名しかいない。)
例えば、帳簿上の記載内容を見てみよう。
現金は、現金
現金でも、毎月の固定費に使用しなければならない、使用目的が決まっている現金は多い。

すぐ支払いに廻さなければならない現金は、自由に使えない現金なので、自由に使える「現金」なので、株式で割る分子に入れるべきものではない。
預金は、借金の紐のついてない定期預金かどうか判断しなければならない。
土地の値段は、いつの評価の金額か?
単に、簿価だけで見ているのなら、工場を売った時の値段で考えていないのならただの馬鹿である。
20年前の日産の5つの工場は今どうなっているのか考えたことがあるのか。
住宅、ショッピングセンターである。
つまり、上物の工場の撤去している。
撤去するには金がかかるのである。
費用は、撤去費用をどちらが持つのかでも変わってくる。
売り手が持つなら最初から売値から引かない。
最初の手付(金額にもよるが)で、設備を取りう払う。
更地にして、引き渡しで全額を受け取る。
買った側が払うなら、・・色々問題があるので、あまりないんですけどね。・・・買った側が負担する。
古ければ、アスベストの使用が問題になるので、解体単価は、2から3倍に跳ね上がる。
そういった点も顧慮しつつ解体費用は、平米単価幾らで減算する。
工場用地の場合は、土壌汚染調査、汚染さえてれば、土壌の入れ替え費用も必要になる。
また、職工への退職金を含めた金銭保証の費用も考えなければならない。
そう考えると、工場を売却する場合、工場の売却代金で、売却までの管理費、機械の移送費、機械の廃棄にかかる経費、退職金、配転費用を含めた諸経費が全額ペイできれば良い方である。
ただ、それ以降の固定費、人件費等の部分がなくなるので、経営側としては利点が多い。
工場を拠点とした組合つぶしにも有効である。
株の簿価はいつの時点の価格か?
現在、株は下落傾向もあるので、評価の時期で評価損、評価益が出る可能性がある。
(20年前の日産は、評価益を多く抱えていた。)
設備等は、廃棄の場合は処理費用
機械として売却する場合は、安く買いたたかれる。
減価償却後の残存価格で売れるなんてことはないかもしれない。
つまり、会社の価値、イコール簿価で考えるのは、モノを知らないバカという事である。
もし自身の株の損きりが目的でないのから、自称自動車評論家の程度がわかるというものである。
自称、自動車評論家でも、運転の下手な編集部員、車の運手免許を持っていない評論家もいた。
そう考えると、多くの書き散らしている自動車評論家の発している内容は適正なのかと思ってしまう。

 

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