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日産、三菱自動車、ついでにルノーの先行きが危うすぎるという話・・No18

http://flattwin.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-450937.html


ある役所の公文書の改ざんが批判されていた。
そんなものは、昔も今も、お茶の子サイサイである。
昔は、紙ベースだから結構大変だった。
今は電算だから、もっとお茶の子サイサイである。
紙ベースの方が大変である。
前後のページの整合性を持たせなければならない。
民間は、ないのかと云えばそんな事はないだろう。
うちの役所でも、あとから都合が悪くなると、トップの判断で記事の改ざんを平気で指示する。
都合の悪い事には蓋をするという姿勢である。
これは、大企業、官僚機構の果てにある行為である。
ある時、私の出した処分が、クレームになったことがある。
半分ヤクザみたいなものなので、怒鳴り込んできた。
クレームの原因となった処理について、処理を、進める過程で、課長と相談をしていた。

処理を進める過程で、課長から、文書送付を必要以上に重ねることはないと云われたので、自分の方針としては、1ステップおいてからの処理を進める積もりだったのだが、課長に言われると 躊躇していると 

1か月先延ばしになるぐらいなら、さっさとやろうと云事になった。その結果、クレームである。
しかし、担当副長は、以前書いた記事を出して、こんなことが書いてあると「ヤバイ」と述べる。
そこで、どうしてその様に判断をして、次の行動に移したのかという事を説明しても、記事で残してあると「ヤバイ」と云って削除しろという命令であった。
手書きだったから、そのページを廃棄、完全に1ページを改ざんした。
役所の内部なんて、こんなもんである。
この時、課長の指示を書かなかったことが、自分の敗因だと思ったので、次回からは、指示内容も書くようなった。
民間の話をしよう。
三菱自動車は、燃費不正で、国土交通省から厳しい監視を受けていた。
三菱の燃費不正は、規制の問題点2のうちどちらを優先するのか、判断する組織がなかったという結論が出された。
それは、技術力の低下がもたらす、試作のテスト不足、エンジン性能の問題が根底にあった。
基本的には、上司が無理難題を突き付ける、燃費を最優先にするのかどうなのかという点を判断できなかったという結論を採用したが、実際は、単なる組織犯罪であった。
外部の有識者委員会の意見を取り入れてふりをして、部署を作り、技術目標の統一化を図った。
国土交通省への報告は、糊塗されて、内部的にはやっていなことを書き連ねて、頭を下げたふりをしていた。
5年たって監視の目が取れると、改革の目玉で作った先行技術の部署は解体。
ついでに、いろんな文書の改ざんを始めたという。
ある大きなパーツの触感で、販売にとってマイナス、この触感で、最終的に、顧客が逃げる原因になるような可能性があるような部分がある。
その改修項目、改修方法を記載して報告書にあげた。
開発の途中で、その改修した方が良いという意見が書かれた部分が、ごっそり抹消されているという。
対応策は別の部署の意見も取り入れての意見だったが、抹消。
要は開発がほぼ済んだ車の改修なんて不可能という考えが支配しているという事である。
つまり官公庁の仕事の悪弊が此処にも出ているという事である。
試作段階は、完成段階と云う間違った思想の具現である。
試作から、不具合を見つけて改修をするという思考、精神がない。
無視した理由は、現在のコストと、将来の顧客の喪失を天秤にかけると、将来の顧客を失う事よりの、今の開発が大事という発想である。
また、設計思想が迷走している感じを強く受ける。
三菱自動車は、東南アジア強いと言われる。
その三菱自動車の販売主力は、ミラージュとトライトン(ピックアップトラック)である。
現行のトライトンは、東南アジアの向けのトラックという事で、以前は、社内的には、開発部への口出し皆無だったという。
ところが、現在開発中のトライトンは、主戦場の東南アジアで、売られなきゃいけない車のナンバーワンである。
前回の開発時の様に、開発部門が頑張りましたという形式で車が作れるわけはない。
色んな部署が口出しをする。
そこで、去年までは、購入層が重なる、いすゞのD-MAXが比較対象、主たるライバルという位置づけで開発を進めていた。
しかし、D-maxの進化は著しいものがあり、アルミのフレーム等の採用で、三菱が追い付けない位置に居ることが判った。
すると、今度は、外部の意見は、アルミフレームが作れない三菱自動車という点は無視して、
今度は、トライトン、D-maxの購入層+トヨタのハイラックスの購買層も射程圏内に入れたいといいだした。
開発方針は、対ハイラックスに変更した。
購買層は、ワンランク上がるのである。
その上は、ランドクルーザーの購買層である。
ここ良く判らないのは、過去に学ばないというじじつである。購買層の拡大解釈路線は、パジェロの失敗を思い出させるのである。
パジェロは、2代目で、高望みをした。
よりたくさん売り、より高収益モデルにするという幻想を抱いた。
購買層を、ランドクルーザーとランドローバーの両方を狙って失敗した。
結局、値段は、ランドクルーザー、ランドローバー並みになったが、中途半端で、大きくて重すぎて、止まらなくて、失速した。
パリダカールラリーの優勝だけで売れた車である。
いわゆる、外見は、パジェロだが、中味は、プロトタイプとでもいうべきレーシングカーである。
つまり、外見、ただの乗用車で、中身が似てもに似つかないレーシングカーで勝ったという事はばれないようにした。
お陰で、大量に売れた。
某社は、戦前から続く由緒正しい名前を捨てて「パジェロ製造」という名前にまで変えた。
だが、化けの皮はすぐにはげた。
所詮は、インチキなイメージ路線で、売れてだけである。
軽快に砂漠を走るイメージがあったが、軽快に走ることはない、加速すると止まりにくい。
慣性モーメントを考えれば、重いもんのは止まりにくい。
でも、勘違いした三菱は、ワンランク上を狙う事にして、結局失速した。
このことを思いだして、失敗した路線がダブる。
ここで、真剣に、「大丈夫か、三菱自動車?」と云う気がしてきた。
サプライヤーは、三菱自動車の工場稼働日数の少なさから、会社に対する先行きを心配しているような状態である。
(三菱自動車から日本電装へ送られてきた工場の稼働表を見て、大丈夫か?という憶測が流れている。7月は、31日あるが、岡崎工場の稼働予定日数は数日である。)
つまり、購買層の2階級制覇を狙うような車の開発をしている時期ではないともうのだが、その世界に邁進するその精神構造が理解できない。

 

つづく

 

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